社員証を作成する際の注意点
「社員証は、その会社のアイデンティティを表現するものである」、この思いを抱いていれば、きっと素敵な社員証を作り上げることができます。
そこに何をデザインするのか、ただ企業名を載せるだけでいいのか、ありきたりなものに仕上げるのか、それとも他の企業とは一線を画し個性のあるものを作成するのか、これらをまずは考えてみましょう。
おすすめするのは、もちろん他の企業とは異なる個性のある社員証を作り上げるという選択です。
そうした社員証であれば、従業員たちは自ら勤める企業に誇りを持つことができるでしょう。
「どこでも同じではない、ここで働くことに意義がある」、そう改めて強く思う社員も出てくるはず。
社員証そのものは業務の内容等に直接影響を与えませんが、それを持つ社員の気持ちが変われば、それが仕事への意気込みへと変わり、やがて企業の業績にも影響を与える可能性は十分に考えられます。
とても小さな社員証、しかし工夫を施すことでバリエーションは無限に広がり、色ひとつ変えるだけでも全く違った印象を与えることができます。背景も白一色にこだわる必要はありません。
また、そこに写真を配置することもできますし、イラストを載せて唯一無二のものを作り上げることも可能です。
シンプルに仕上げるのもいいでしょう。ただ、シンプルな中にも個性を発揮させることが重要。そこに趣向を凝らせば、他の企業とは全く異なったスタイリッシュな社員証に仕上げることができるのです。
適当にデザインすることだけは避けなければいけません。
それを見た従業員たちに「センスがない」と思われ、士気を下げてしまう可能性もありますし、それを堂々と掲げることに抵抗感を持たれてしまう可能性も出てきてしまいます。
できるだけ多くのデザイン候補を出し、時に社員たちの声も汲みながら、会社の顔ともなる社員証を目指すべき。その結果、従業員の一体感が生まれることも知っておきましょう。